外壁を塗装をしなければいけない理由
外壁塗装は、外観だけの問題ではなく、住む家を守るためと住居者の健康のために必要です。家の外壁は、常に雨風、紫外線などの自然にさらされています。年数が経つと、外壁にヒビが生じることが多いですが、このヒビから雨水が浸入します。
家の中に侵入した雨水は、そのまま柱をつたって土台へと溜まり、土台が湿ると、土台は腐り、家の柱が歪んで建具などが閉まらなくなるなどの症状が起きてしまうのです。また湿気により部屋に結露や黒カビが発生します。黒カビは住居者の健康をおびやかし、喘息が出たりアトピーなどのアレルギー症状が起こることがあります。家の中にいるだけで咳が止まらなくなったり、皮膚が痒くなったりするのはとても辛いことです。このように外壁のヒビを放置しておくと雨水の侵入を止めることができない為に、家の状態も悪化するばかりで、住居者の健康にも影響するのです。
こうした状態を改善するために、外壁塗装が必要となってきます。塗装をすることにより、ヒビはコーキングされます。ヒビが埋まると、その後の雨水の侵入を防ぐことができて、柱や土台は時間をかけて乾燥していきます。溜まった水も抜けていきます。家には湿気が大敵なので、乾燥させることが大切なのです。快適に長く家に住み続けるためには、家のメンテナンスが必要です。こうした外壁の塗装も、家と住居者のために重要な役割を持っているのです。